いつも見る、不思議な黒猫の夢。

夢の中で、貫一は見知らぬ家を歩いている。しばらく歩いていくと、ふすまが開き、向こうを黒猫が走り抜けていく。黒猫を追って部屋へ入ると、黒猫はいない。代わりに女性が立っている。彼女が何かを言いかけると、そこで目が覚める。
―――いつも同じ夢だ。あの家は・・・どこなんだろう。

たどりついたのは、町外れの廃屋だった。

友人たちの話から、夢の中の家は町外れの「黒猫屋」だと知る。なんでもそこは化け物が出るといううわさだ。だが、どうしても真実を確かめたい貫一は、嵐の中黒猫屋へと向かう―――

屋敷の過去、人影、黒猫・・・すべては闇に潜む。

黒猫屋にたどり着いた貫一。だが屋敷に入ったとたん、閉じ込められてしまう。家の中を探索する途中で彼が出会ったのは、闇の中を徘徊する一匹の黒猫だった。

障子戸の向こうに

障子戸の向こう側は、遠い過去へと続く洞窟。
当時黒猫屋で何があったのか。そこで貫一の見たものとは・・・?







外は土砂降りの雨。家の中では坊主二人が昔話。



黒猫はいなかった。



家の中に散らばる住人の日記。



過去へとつながる洞窟。


難易度:中の下くらい
ストーリー性:●●●●●
備考:今までの作品とは一味違う謎解きアドベンチャー。前編では廃屋となっている黒猫屋での探索によって、ストーリーが進められていきます。後編は謎解きはほとんどありません。4つの場所を行き来することでストーリーが進行します。

前編
DL

後編
DL